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太陽系小天体の内部構造探査を目指した重力偏差計の研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K14788
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分17010:宇宙惑星科学関連
研究機関国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 (2020-2023)
国立天文台 (2019)

研究代表者

野村 麗子  国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 有人宇宙技術部門, 研究開発員 (30637690)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード重力偏差計 / 微小重力場 / 太陽系小天体 / 内部構造探査 / 微小重力場計測 / 太陽系小天体探査
研究開始時の研究の概要

小天体探査機搭載用に重力偏差計の新規開発をおこなう.小天体における微小重力場をこれまでにない高空間分解で観測するために,従来式の静電アクチュエータ型ではなく,新たに磁気アクチュエータ型の重力偏差計を実現する.それにより,小天体の水の有無と内部構造の解明からその起源と進化を明らかにするための小天体の内部構造探査の基礎技術を確立する.一つの基準として観測ロケットへの搭載が可能なレベルの技術を確立する.

研究成果の概要

初期太陽系における水輸送の過程を解明するには、太陽系小天体の内部構造を解明する必要がある。重力場調査は、重力が表面地形だけでなく内部の密度変化にも依存するため、内部構造探査に有効な手段となる。そこで本研究では、小天体探査機搭載用に重力偏差計の新規開発をおこなった。小天体における微小重力場をこれまでにない高空間分解で観測するために、従来式の静電アクチュエータ型ではなく、新たに磁気アクチュエータ型の重力偏差計の、設計・製作及び試験を実施した。本研究により今後の小天体の内部構造探査へ繋がる基礎技術を確立することができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

初期太陽系における水輸送の過程を解明するには、太陽系小天体の内部構造を解明する必要がある。重力場調査は、重力が表面地形だけでなく内部の密度変化にも依存するため、内部構造探査に有効な手段となる。小天体における微小重力場をこれまでにない高空間分解で観測するためには、従来式の静電アクチュエータ型ではなく、新たに磁気アクチュエータ型の重力偏差計を実現することが必要であり、本研究により今後の小天体の内部構造探査へ繋がる基礎技術を確立することができた。

報告書

(6件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 太陽系小天体の内部構造探査を目指した重 力偏差計の研究開発2019

    • 著者名/発表者名
      野村麗子、新谷昌人、竝木則行、松本晃治、荒木博志、浅利一善
    • 学会等名
      日本測地学会第131回講演会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2025-01-30  

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