研究課題/領域番号 |
19K15267
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分25030:防災工学関連
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研究機関 | 城西大学 (2021-2022) 立命館大学 (2019-2020) |
研究代表者 |
酒井 宏平 城西大学, 現代政策学部, 助教 (20826945)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | エージェントシミュレーション / シミュレーション・ゲーミング / 避難 / 観光客 / 観光防災 / 避難行動 / 帰宅困難者 / エージェントモデリング / 防災意識 / 情報提供 / 訪日外国人観光客 / 一斉帰宅 / 情報提供手法 |
研究開始時の研究の概要 |
本申請は、エージェントアプローチによるシミュレーションを核とした災害時情報提供手法の構築を目的とし、災害時観光客の脆弱性を緩和することを目指す。具体的には、調査研究に基づいた観光客行動モデルの構築、災害時行動シミュレーションの開発と政策提案、シミュレーションを用いた机上訓練ツールの作成と評価、以上3つの研究を並走させ、既存研究が抱えていた課題や限界を打開し、観光客が抱える脆弱性緩和や課題解決のための知見を得る。
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研究成果の概要 |
(a系統) 観光客へのサンプリング調査研究、観光客による一斉帰宅緩和のための震災時帰宅行動研究、(b系統) 観光客避難シミュレーション研究、(c系統) エージェントシミュレーションによって避難計画の評価を行うゲーミングシミュレーション研究を実施した。その成果として、aからcを並走させることで、本ゲーミングがコミュニティ防災の要件を満たすことを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果は国際論誌2報として刊行されている。そのうち一つは、オープンアクセスであり、誰でも内容を確認することができる。シミュレーションという科学知や学術知の手法を、市民知に融合させることの有用性を明らかにした本研究が、AIやIotの活用を見据えた次の時代の市民防災へより発展させる意義を持つと考える。
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