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独立栄養性細菌の新規アミノ酸生合成経路探索を通じた炭酸固定代謝の理解

研究課題

研究課題/領域番号 19K15745
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分38020:応用微生物学関連
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

千葉 洋子  国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 上級研究員 (70638981)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードアミノ酸生合成 / 代謝 / 新規酵素 / 炭酸固定経路 / 代謝進化 / アミノ酸 / 好熱菌 / 独立栄養性細菌
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は深海熱水孔から発見され、進化的に古い特徴を残していることが期待される微生物がどのような代謝経路(≒方法)で自身の体を構成するアミノ酸を作っているのかを明らかにすることです。これらの微生物は、ヒトや植物、大腸菌などよく研究されている生物とは異なる方法でアミノ酸を作っていることが予想されています。その方法を具体的に明らかにすることで、生命の進化の一端を明らかにしたいと考えています。

研究成果の概要

本研究では、どのような経路でCO2を固定し、生命にとって必須の細胞構成成分であるアミノ酸を生合成しているか不明なある細菌のCO2固定経路およびアミノ酸生合成経路を、多角的な実験により明らかにしました。本細菌は深海熱水孔に存在し、高温環境で水素とCO2を食べて増殖します。このような特殊な環境に生息する生物の代謝を理解することは、生命の起源を理解することにつながります。

研究成果の学術的意義や社会的意義

初期生命がどのような生き物で、どのような進化を経て現在のような多様な生物になったのかを理解する上で、代謝進化を理解することが重要です。そのためには、現存するCO2固定経路およびアミノ酸をはじめとする細胞構成成分の生合成経路にはどのような多様性があるのか、その多様性はどのような理由により生じたのか理解する必要があります。現在の状況を正確に理解することで、過去を合理的に推定することができるようになるからです。

報告書

(3件)
  • 2021 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 分子内安定同位体プロービングを用いた好熱性独立栄養性細菌の炭酸固定経路の検証2020

    • 著者名/発表者名
      千葉洋子
    • 学会等名
      日本農芸化学会2020年度大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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