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磁場を利用した非接触型オートラジオグラフィ技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K15947
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
研究機関国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

研究代表者

栗田 圭輔  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力科学研究所 物質科学研究センター, 研究職 (10757925)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードオートラジオグラフィ / RI / イメージング / 植物 / RIイメージング / 磁場 / 放射性同位元素
研究開始時の研究の概要

オートラジオグラフィ法は、放射性同位元素(RI)を含む試料をイメージングプレート(IP)等に密着させ、その濃度分布を可視化する手法である。この手法は植物研究分野においても広く利用されているが、厚みや複雑な構造を持つ被写体を撮像する場合、IPへの接触がうまくできず像がぼけてしまっていた。上記の問題を解決するため、試料とIPとの間に距離がある場合でも感度や分解能が低下しないオートラジオグラフィ技術の開発を行う。具体的には、RIが放出するベータ線の進行方向を磁場で制御することで、これを実現する。本研究は、植物における様々な元素の集積箇所や生理機能の解明研究等への貢献が期待される。

研究成果の概要

本研究では、新しいオートラジオグラフィー技術を開発した。この技術を用いることで、イメージングプレートと試料との間が離れていても、試料中のRI分布をIPに投影することができる。この新しい技術を検証するために、オートラジオグラフィー実験が行われた。オートラジオグラフの結果、IPと試料の距離が30mmと離れていても、試料中のRI分布をIPに投影できることが確認された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、多くの分野で広く利用されているオートラジオグラフィにおいて、イメージングプレート(IP)と試料との間に距離がある場合でも、そのRI(放射性同位元素)分布像を取得できるようにすることを目的としている。本研究の結果から、強度の強い磁場が必要とはなるが、IPと密着できないような試料でも、本技術を用いればRI分布の調査が可能であることが示唆され、様々な応用利用が期待される。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Development of projection autoradiography technique using magnetic fields2021

    • 著者名/発表者名
      Keisuke Kurita, Takuro Sakai, Nobuo Suzui, Yong-Gen Yin, Hiroshi Iikura, Naoki Kawachi
    • 学会等名
      2021 IEEE Nuclear Science Symposium and Medical Imaging Conference
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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