研究課題/領域番号 |
19K16648
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分49050:細菌学関連
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
佐藤 豊孝 札幌医科大学, 医学部, 講師 (30756474)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 細菌学 / 細菌感染症 / 薬剤耐性菌 / 血流感染症 / 生体内菌発育必須因子(vivoEF) / 生体内菌発育必須因子 / 大腸菌 / vivoEF阻害剤 / 細菌 / 多剤耐性 |
研究開始時の研究の概要 |
敗血症といった細菌性血流感染症による死亡率は増加の一途をたどっており、多剤耐性菌はその治療を一層困難にしている。本研究では、新たな耐性菌を生み出さない多剤耐性菌感染症治療戦略の確立を最終目標とし、既存の抗菌性物質の標的とは全く異なる細菌因子である『生体内菌発育必須因子(vivoEF) 』に着目した研究を行う。
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研究成果の概要 |
敗血症などの血流感染症は時に生命に関わる重篤な疾患であり、その多くが細菌感染症が原因とされる。本研究では、疾患敗血症などの血流感染症の成立に必要な病原菌の細菌因子の探索と同定を行い、複数の血液内での生存に必須な細菌因子を同定した。また、この細菌因子の働きを抑える化合物の同定にも成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、細菌感染症の中でも生命に重篤な影響を及ぼす可能性が高い敗血症などの血流感染症の発症に必要となる細菌側の要因を詳細に解析したものである。よって、本研究によって発見された同定された細菌因子を抑制する物質は、新規の血流感染症治療薬となり得る可能性を秘めている。また、本研究によって明らかにされた血流感染症の成立に必要な細菌因子は将来的な新規の細菌性血流感染症治療の際の新たなターゲットになる可能性を秘めている。
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