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睡眠障害を来した心不全におけるメラトニン誘導性オートファジーの機能解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K17528
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関愛媛大学

研究代表者

高橋 佳世  愛媛大学, 医学部附属病院, 助教 (60837152)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード心不全 / 概日リズム / オートファジー / 概日リズムの異常 / メラトニン / 睡眠障害
研究開始時の研究の概要

睡眠障害は心不全の発症リスクを増加させ、生命予後を悪化させる。不眠を訴える心不全患者は非常に多く、睡眠障害への介入による心不全予後改善効果が期待されるものの、その機序が未解明であるため確立された治療法は存在しない。
近年、睡眠促進ホルモンであるメラトニンが、オートファジーを介して臓器保護効果を発揮することが報告された。しかし、メラトニンによる睡眠障害への介入が、心臓オートファジーへ及ぼす影響ならびにその心不全治療効果は不明である。
本研究は、心不全において心保護的な効果を有するオートファジーが、睡眠障害によりどのような変化を来すのか、またメラトニンの心不全に対する治療効果及びその機序を解明する。

研究成果の概要

野生型C57B/6JマウスにShamあるいは大動脈縮窄術(TAC; transverse aortic constriction)を施行したSham群11匹、心肥大群16匹、心不全群7匹、またオートファジーに関与するAtg5の心筋細胞特異的ノックアウト(cKO)マウスにTACを行い心不全を発症した7匹において、テレメトリーシステムを用いた概日リズムの比較検討を行った。結果、野生型マウス及びにAtg5cKOいずれの心不全モデルにおいても、活動量は低下したが概日リズムは保たれていることが確認された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

心不全モデルマウスの概日リズムの検討はこれまでに報告がなく、今回大動脈縮窄術を用いた心不全モデルとAtg5心筋細胞特異的KOマウスの心不全モデルの概日リズムを測定した。本研究の結果は、今後心不全と概日リズム異常との関連について検討していく上で有用な情報になると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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