研究課題/領域番号 |
19K18253
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
安藤 えりか 順天堂大学, 医学部, 非常勤助手 (50723384)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 再生医療 / 重症下肢虚血 / 慢性虚血性疼痛 / 難治性潰瘍 / 疼痛緩和 / 神経可塑性 |
研究開始時の研究の概要 |
末梢動脈疾患の重症化は安静時疼痛を伴う重症下肢虚血に変化し、脳梗塞や心筋梗塞などの循環器疾患も併発する予後不良の疾患となる。重症下肢虚血は、間歇性跛行や安静時疼痛により血流改善のための運動療法などが行えないことが深く関わっており、末梢動脈疾患、重症下肢虚血に対する効果的な疼痛緩和法の開発は急務である。近年、慢性疼痛の発現には神経の可塑性が関わっていることが報告され、その機序を解明することにより慢性虚血性疼痛を緩和する新規治療法の開発につなげられる可能性がある。そこで本研究は慢性虚血性疼痛の発現時に起きる神経の可塑的変化機序の解明を目指すとともに、慢性虚血性疼痛の新規治療法開発への展開を図る。
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研究成果の概要 |
本研究では、慢性下肢虚血の治療として血管内皮前駆細胞を含む細胞移植をした際に起こる疼痛軽減作用とそれに伴う神経可塑性のメカニズムを解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、これまで科学的エビデンスが乏しかった重症下肢虚血治療としての血管内皮細胞移植時に副次的に起こる疼痛軽減作用と神経可塑性について作用メカニズムを解明した。これにより、新たな治療法の開発に発展することが考えられることから、学術的、社会的意義が高いと考えられる。
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