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下部消化管手術後の敗血症マーカー、プレセプシンの推移の検討

研究課題

研究課題/領域番号 19K18259
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関弘前大学

研究代表者

中井 希紫子  弘前大学, 医学部附属病院, 助教 (60645266)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードプレセプシン / 術後感染性合併症
研究開始時の研究の概要

術後の感染性合併症は、入院期間の延長や医療費の増大・死亡率の上昇に影響するため、早期診断・治療の重要性は高い。プレセプシンはその高い感度・特異度、敗血症重症度、治療効果判定に有用であることから優れた敗血症診断マーカーとして知られているが、プレセプシン値に対する下部消化管手術の影響や術後感染症診断に関する臨床試験はいまだ存在しない。本研究では、下部消化管手術後感染性合併症の早期診断にプレセプシン測定が有用であるかを明らかにする。

研究成果の概要

術後感染性合併症は、入院期間の延長や医療費の増大・死亡率の上昇に寄与するため、早期診断・治療の重要性は高いです。新しい感染症バイオマーカーであるプレセプシンの、下部消化管手術後の推移及び感染症の早期診断における有効性を明らかにする研究を行いました。結果として、C反応性蛋白(CRP)とプロカルシトニンに術後1日目から上昇変化がみられたことに対し、プレセプシンは感染性合併症が発症してから上昇が確認されることがわかりました。

研究成果の学術的意義や社会的意義

術後感染性合併症は、入院期間の延長や医療費の増大・死亡率の上昇に寄与するため、早期診断・治療の重要性は高いです。今回我々は、新しい感染症バイオマーカーであるプレセプシンの、下部消化管手術後の推移及び感染症の早期診断における有効性を明らかにする研究を行い、結果としてC反応性蛋白(CRP)とプロカルシトニンに術後1日目から上昇変化がみられたことに対し、プレセプシンは感染性合併症が発症してから上昇する傾向があることがわかり、以上より術後感染性合併症の診断に有用である可能性を確認しました。

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2022-01-27  

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