研究課題/領域番号 |
19K18788
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
藤井 慶太郎 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 共同研究員 (30839379)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 下咽頭がん / 頭頸部癌 / 扁平上皮癌 / 抗体治療 / 下咽頭癌 |
研究開始時の研究の概要 |
申請者らはこれまで、下咽頭がんが腫瘍形成するためにはCD271(神経成長因子受容体)の働きが必須であり、CD271陽性がん細胞によってCD271陰性がん細胞を含むヘテロな腫瘍組織が構築されることを明らかにしてきた。したがって、CD271の機能を阻害することができれば、腫瘍全体を縮小へ向かわせることが可能であると考えられる。
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研究成果の概要 |
申請者らはこれまで、下咽頭がんが腫瘍形成するためにはCD271(神経成長因子受容体)の働きが必須であり、CD271陽性がん細胞によってCD271陰性がん細胞を含むヘテロな腫瘍組織が構築されることを明らかにしてきた。したがって、CD271の機能を阻害することができれば、腫瘍全体を縮小へ向かわせることが可能であると考えられる。検討した結果、次のことが明らかになった:1.CD271陽性細胞を狙った治療抗体によって、腫瘍容積全体が現象した。2.CD271シグナルの伝達には、分子Xが必要であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
私たちはCD271陽性細胞を狙うことで、癌組織全体の治療が可能であることを示した。今後さらに検討を続けることで、臨床応用を狙っていく。
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