研究課題/領域番号 |
19K19642
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
花岡 信太朗 京都大学, 医学研究科, 医員 (90813402)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 新生児蘇生 / 蘇生教育 / 遠隔医療 / 人材育成 / ICT / 医学教育 / 患者安全 / 新生児仮死 / 遠隔教育 / 医療システム / 医療安全 / 周産期 / シミュレーション / 蘇生 |
研究開始時の研究の概要 |
近年では地域医療連携にIT技術を活用することが教育および医療資源の有効活用に期待されているが、現状では周産期医療分野にそのようなシステムは実現していない。本研究は①地域の中核病院とクリニックの双方向通信により、施設内スタッフの新生児蘇生技術向上及び維持を図ることのできる遠隔教育システムを低コストで開発し、②その有効性の証明を目的とする。このシステム運用により、施設立地に関係なく施設毎の効率的な新生児蘇生技術向上・維持が期待できる。さらに本システムを臨床応用可能で遠隔地への支援など地域医療に貢献する社会基盤に発展することが見込まれる。
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研究成果の概要 |
本研究は①地域の中核病院とクリニックの双方向通信により、施設内スタッフの新生児蘇生技術向上及び維持を図ることのできる遠隔教育システムを低コストで開発し、②その有効性の証明を目的とした。ICTを利用した安価で汎用性のあるシミュレーショントレーニング用ツール開発と運用を進めた。手技モニタリングのためのICT機器は遠隔蘇生講習で運用し、これをデジタルデータ化することでモニター表示およびデータベースへの統合を実装できた。今後はコロナウイルス感染拡大下でも、集合研修することなく個人での学習を推進する訓練機器とeラーニングシステムを構築し、本研究を補完するものとして運用検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年では地域医療連携に情報通信技術を活用することが教育および医療資源の有効活用に期待されているが、現状では周産期医療分野にそのようなシステムは実現していない。本研究は①地域の中核病院とクリニックの双方向通信により、施設内スタッフの新生児蘇生技術向上及び維持を図ることのできる遠隔教育システムを低コストで開発し、②その有効性の証明を目的とする。 このシステム運用により、施設立地に関係なく施設毎の効率的な新生児蘇生技術向上・維持が期待できる。さらに本システムを臨床応用可能で遠隔地への支援など地域医療に貢献する社会基盤に発展することが見込まれる。
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