研究課題/領域番号 |
19K19655
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 日本体育大学 |
研究代表者 |
鈴木 健介 日本体育大学, 保健医療学部, 准教授 (20732506)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 養護教諭 / 緊急性の判断 / シミュレーション教育 / VirtualReality / E-learning / 動画教材 / 指導者養成 / 緊急度評価 / Virtual Reality / 新型コロナウイルス感染症 / 緊急時の対応 / 学校保健 / ファーストレスポンダー / シミュレーション |
研究開始時の研究の概要 |
養護教諭が疾病や外傷に対して行う緊急度評価能力を検証し、シミュレーション教育を開発する。また、養護教諭が学校教職員を教える教育システムを構築する。
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研究成果の概要 |
1367名の学校教職員を対象に、シミュレーション教育を実施した結果、緊急度評価に対する自信の向上が示唆された。VRを活用した頭部外傷における緊急時の対応教材を作成し、150名の養護教諭に実施した結果、VR教材は、動画や教科書と比較して有効なことが示唆された。しかし、新型コロナウイルス感染症流行前より、緊急度評価に対する自信が低下した。 指導者用のE-learningと実習要領・動画教材を作成し、Webで講習会を実施した結果、E-learningや動画教材は現場ですぐに使用できた。 養護教諭の緊急度評価能力を検証しシミュレーション教育を実施した。養護教諭が学校教職員を教える教材が作成できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
養護教諭は、学校管理下で発生した事故や災害時に緊急度評価し救急処置の判断が求められる。しかし、養護教諭の養成教育や初任者・現職者研修において、緊急度評価方法を学ぶ機会は殆ど与えられていない。また、学校教職員と連携し支援体制を整備することや記録が求められている。本研究によって、学校管理下で発生した事故や災害時に、緊急度評価能力を向上させるシミュレーション教育が開発できた。そして、養護教諭が学校教職員を教える教育システムを構築することが可能となった。
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