研究課題/領域番号 |
19K19803
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
前田 直 杏林大学, 保健学部, 助教 (80723494)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 精神障害 / 家族支援 / 配偶者 / 結婚 / ケアラー |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、精神障害者と生活を共にする配偶者を対象として、ライフステージの変化に伴って配偶者がどのような困難や支援ニーズを抱えているかを明らかにし、支援プログラムを構築することを目的とする。 精神障害者の配偶者に対し、ライフステージ毎あるいはライフイベント毎に生じる具体的な困り事や支援ニーズについてインタビュー調査を実施し、質的記述的に分析する。また、家族(配偶者)支援に取り組む支援者に対し、実践している支援の内容についてインタビュー調査を実施する。これらの内容をもとに配偶者支援プログラムを作成する。
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研究成果の概要 |
本研究は、精神障害者と生活を共にする配偶者を対象として、ライフステージの変化に伴って配偶者がどのような困難やニーズを抱えているかを明らかにし、支援プログラムを構築することを目的とした。精神障害者の配偶者は日常生活において多くの困難を抱えていたが、症状への対処、生活の維持、余暇を過ごす等の作業にバランスよく従事することで、生活の質が改善する可能性が見出された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
精神障害を持ちながらも結婚し、所帯を持つ人は増えているが、配偶者に対する支援は十分ではない。本研究では、配偶者の抱える困難と支援ニーズを明らかにした。支援者は、配偶者の生活の全体像を理解することができ、支援方法への示唆を得られると考えられる。また、全国で取り組まれている配偶者の立場の人が集まるピア・ミーティングの質の向上、活動の拡大につながることが期待される。
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