研究課題/領域番号 |
19K19952
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
笹原 潤 帝京大学, 医療技術学部, 准教授 (70527465)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 脳震盪 / 高気圧酸素治療 / スポーツ / 高気圧酸素療法 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、脳震盪の急性期に対する高気圧酸素治療の有効性を明らかにし、適切な治療プロトコルの基盤を作成することである。東京オリンピックを控え、豊かなスポーツ環境を目指していく本邦において、スポーツの安全性を高めることは大きな使命である。しかし、現在行われている脳震盪の治療は安静のみで、積極的な治療手段は選択肢となっていない。本研究により脳震盪の急性期に高気圧酸素治療の有効性が確立されれば、スポーツ立国をめざす本邦に大きく貢献できる。
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研究成果の概要 |
スポーツ中に生じた脳震盪20例に対して、高気圧酸素治療を行った。高気圧酸素治療による合併症は0件で、安全に実施することができた。また、1クール(3回)ないし2クール(6回)の治療後に全症例がスポーツ復帰することができた。1年フォローを終えた10例は、遺残症状はなく復帰後の再受傷もなかった。脳震盪に対する高気圧酸素治療は安全かつ有用であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
豊かなスポーツ環境を目指していく本邦において、スポーツの安全性を高めることは大きな使命である。しかし、現在行 われている脳震盪の治療は安静のみで、積極的な治療手段は選択肢となっていない。本研究により脳震盪の急性期に高気圧酸素治療の有効性が確立されれば、スポーツ立国をめざす本邦に大きく貢献できる。
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