研究課題/領域番号 |
19K20075
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022) 大阪府立大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
川端 悠 大阪公立大学, 国際基幹教育機構, 准教授 (20713390)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 重心制御 / 姿勢 / 発育発達 / 児童 / COP / 発育発達期 / 調整力 / 姿勢制御 / 子ども / バランス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は4カ年で以下の3課題を検討する。 【2019・2020年度】は課題Ⅰとして、 子どもに対する視標追従型動的バランステスト(改良版)の開発とテストの信頼性を検討する。 【2021年度】は課題Ⅱとして 視標追従型動的バランステスト(改良版)の性差ならびに年齢の影響を検討する。 【2022年度】は課題Ⅲとして外乱刺激中の随意的重心制御能力の性差ならびに年齢の影響を検討する。
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研究成果の概要 |
発育発達期の子どもの調整力を定量化するため、本研究では重心調整力評価ソフトを開発した。このプログラムは静止立位から足の位置を変更せずに、足圧中心(COP)の最大移動量を計測するLOS(Limit Of Stability)テスト、画面上を移動する目標視標に対し、COPを追従させた際の目標視標との誤差を計測する追従動作テスト、そして静止した目標視標にCOPを移動させ、目標視標上にCOPを1秒以上滞留するまでの時間を計測する反応動作テストが行える。このソフトは個人のLOSに着目し、評価することが特徴である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで実施されてきた、追従動作テスト(画面上を移動する目標視標に対し、COPを追従させた際の目標視標との誤差総和を計測できる)はの目標視標の移動距離は、一般的に実施可能な範囲内であった。しかし、個人の最大COP移動距離に個人差があるため、標準化された測定方法が必要であった。本研究で開発されたソフトウエアは個人の最大COP移動距離能力を反映した上で、追従動作テストが実施できるため、標準化された測定値の個人間比較が可能となった。
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