研究課題/領域番号 |
19K20578
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター |
研究代表者 |
阿部 真也 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター, 開発本部情報システム技術部IoT技術グループ, 主任研究員 (00544842)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 観光情報システム / 情報検索システム / 地理情報システム / 言語バリアフリー / 対話型検索 |
研究開始時の研究の概要 |
訪日外国人の受入整備の一環で,観光情報システムの多言語化が進められている.しかしながら,多言語化によって十分な数の言語を網羅することは難しく,主要な言語を知っている者と知らない者の間で情報格差が生じている. そこで本研究では,言語を一切使用せずに情報を提供するシステムを開発する.本研究が成功すれば,言語に頼らないコミュニケーションツールができ,言語の影響による情報格差が無くなる.
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研究成果の概要 |
訪日外国人の受け入れ整備の一環として,システムの多言語化が進められているが,多言語化によって十分な数の言語を網羅することは難しく,真の意味で言語の壁を解消できない.そこで本研究では,非言語情報のみを用いて観光情報を提供するシステムを開発した.本システムの特徴は,案内用図記号や画像,アラビア数字のみでユーザインタフェースを構成している点である.そして,国内各地で実証実験を行い,システムの応答性能が実用に耐え得ることを実証した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,言語の壁がない観光情報システムを開発した.本研究の成果は,言語の影響による情報格差がないコミュニケーション手法と,コミュニケーションツールを実現したことである.
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