研究課題/領域番号 |
19K20693
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90120:生体材料学関連
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 |
研究代表者 |
山田 直生 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 生理学, 助教 (00837370)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 高分子 / 薬物送達システム / 高分子ミセル / MRI / イメージング / ナノ粒子 / セラノスティクス / ドラッグデリバリー |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では治療前診断に基づく合理的ながん治療を達成すべく、診断と治療とを同一プラットフォームで行うことが可能な次世代型ナノ医薬品を創製する。具体的にはすでに臨床でも使用されており、低侵襲かつ定量的な診断法であるMRIに着目し、ナノ医薬品の崩壊に伴いMRIシグナルがONになるような仕組みをナノ医薬品に組み込む。MRIイメージングにより本ナノ医薬品の薬効の事前予測が可能になり、それに基づいた治療法の選択が可能になると期待される。
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研究成果の概要 |
本研究では、ナノメディシンの薬効を事前予測するようなシステムとしてコンパニオン診断と治療を同一プラットフォームで可能とする次世代型ナノメディシンの創製を目指した。ナノメディシンを構成する生体適合性高分子の合成は速やかに完了したが、診断の要となるプローブ部位の構造については検討の必要性があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によりナノメディシンの薬効の事前予測が可能となれば、ナノメディシンの個別化医療につながる。本研究期間中にはナノメディシンの構造最適化までは至らなかったものの、候補となる化学構造は見出しており、引き続き検討を行っていく。
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