研究課題/領域番号 |
19K20749
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90150:医療福祉工学関連
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研究機関 | 千葉工業大学 |
研究代表者 |
小山 勇也 千葉工業大学, 工学部, 助教 (10778955)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ウェアラブル / 光ファイバ / ウェアラブルセンサ / VR / 看護・介護動作 / 身体動作 / VR 看護・介護動作 / 重心移動 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、無意識・無拘束なウェアラブルセンサによる身体動作・重心移動モニタリングとVR提示を技術基盤とした介護動作の自己学習のための訓練システムを実現する。本研究ではウェアラブルセンサや知覚衣服の技術を応用して無拘束に重心移動や身体動作をモニタリングする。直観的な教示を行うために、事前に取得された熟練者の身体動作情報をVR空間内に表示し、訓練者がその教示動作に自身の動作を重ね合わせる方法を提案する。そして看護学部施設での実地試験を実施し、開発した訓練支援システムが介護学習において有用である事を実証する。
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研究成果の概要 |
本研究では,ウェアラブルセンサを応用し看護動作時の身体動作・重心移動をモニタリングし,VR内に表示された自身の身体動作状態を直観的に把握可能な訓練支援システムの構築を目指した。ウェアラブル技術を応用し,スマートインソールによる重心移動,知覚衣服による足関節動作により,看護動作を区別するための要素技術を確立・実証した.さらに,看護訓練を目的とするVR環境を構築した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護業務では被介護者の介助において被介護者の身体を直接支えるため、その際の動作姿勢が腰痛症を引き起こす要因となり得る。熟練者の身体動作との差異の把握が可能になれば、自己学習により効果的な看護技術習得を促進し腰痛症の予防に有用と考えられる。本研究では,看護動作における重心移動,身体関節動作,着用者への提示といった要素技術を実現した.また,看護動作習得のための学習支援システム実現への道筋を示した.
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