研究課題/領域番号 |
19K20909
|
補助金の研究課題番号 |
18H05712 (2018)
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0108:社会学およびその関連分野
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
横山 芽衣子 千葉大学, 予防医学センター, 特任研究員 (00369159)
|
研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 通いの場 / プログラム / プログラムの組み合わせ / プログラムの参加時間 / 幸福感 / プログラムの利用時間 / well-being / サロン / ソーシャル・キャピタル / プログラムの組合せ / 参加歴 / 介護予防 / ソーシャルキャピタル / 健康格差縮小 / 地域づくり / 0次予防 / 社会環境の整備 / プログラム評価 / 0次予防 |
研究開始時の研究の概要 |
健康長寿の実現を阻む要介護リスクには身体的,栄養学的要因など個人レベルの要因と,社会参加や交流をしやすい社会環境や地域レベルの要因も関連している.本邦では,社会参加を促すために地域づくりによる介護予防の一環として通いの場が拡大しているが,通いの場の評価は個人レベルの評価が多く,ポピュレーシ ョン戦略に基づく地域レベルを考慮した分析は少ない.そこで,本研究では 20 万人超を対象とした調査を用いて,参加者がどのような通いの場のプログラムに参加し要介護認定の低下に効果的なプログラムの組合せを明らかにする.本研究は,通いの場を介した介護予防における 0 次予防の基礎研究である.
|
研究成果の概要 |
地域在住高齢者の要介護リスク軽減だけではなく,いきいきと暮らしていくためにも通いの場の参加は有意義である.通いの場と要介護リスクとの関連は報告されているが,プログラムについて,さらにはその組み合わせの検討はほとんどない. そこで本研究では,通いの場の参加プログラムと幸福感との関連した.次に通いの場の通のプログラムは単一会場でも複数プログラムであることが考えられるため,プログラムの組み合わせと幸福感との関連を検討し,後期高齢者では幸福感が高いことがわかった. 今後の通いの場運営におけるプログラム立案に役立つと考えられる.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域在住高齢者の要介護リスク軽減だけではなく,いきいきと暮らしていくためにも通いの場の参加は有意義である.通いの場の効果検証に関する報告は多くあるが,通いの場参加の有無や単一プログラムの報告が多く,プログラムやプログラムの組み合わせに関する報告はほとんどない. そこで本研究では,まず地域在住高齢者が参加しているプログラムを明らかにした.更にプログラムの組み合わせにまで着目し,通いの場参加者では幸福感やポジティブ感情が高いことを報告した. 今後の通いの場運営におけるプログラム立案に役立つと考えられる.
|