研究課題/領域番号 |
19K20982
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補助金の研究課題番号 |
18H05790 (2018)
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0109:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
玉井 輝之 愛媛大学, 教育学部, 講師 (80824086)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 中学校 / 技術教育 / 計測・制御 / 教材 / 技術 / カリキュラム / 評価 |
研究開始時の研究の概要 |
中学生が計測・制御システムに関する学習を通して,「情報の技術を評価する」力を高める教材・教具の開発とカリキュラムの作成とを行う。特に,「安全性」の視点から情報の技術を評価し,実践できる教材・教具の開発をする。また,中学生への授業実践を行い,開発した教材・教具を評価することで,中学校教員が授業に取り入れることが容易になるように改良や改善,補助教具の作成等を行う。さらに,開発した教材・教具を使った授業について中学校教員への研修を実施することにより,中学校教員の資質・能力の向上も図っていく。
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研究成果の概要 |
本研究は,中学生が計測・制御システムに関する学習を通して,「情報の技術を,安全性や社会・産業における役割,環境に対する負荷,経済性などの多様な視点で客観的に評価する」力を高める教材・教具の開発を行った。研究の成果としては,3点挙げられる。1つ目は,中学生が学習を深められる教材・教具の開発である。2つ目は,プログラミングについて系統的に学習することを考慮したカリキュラムの提案である。3つ目は,中学校の技術を指導する教員の資質・能力を高める研修カリキュラムの開発である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,産業や社会で遍く利用されている計測・制御システムについて中学生に深く理解させる授業を開発することができた。さらに,授業の理解を深めるために,実習に取り組む機会を増やすカリキュラムを提案できた。また,愛媛県下の中学生を指導する教員に対する研修では,研修内容を取り入れた授業の実施や,研究授業の実施を行うことができ,本研究内容が有効に教育に取り入れられることを示すことができた。
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