研究課題/領域番号 |
19K21243
|
補助金の研究課題番号 |
18H06127 (2018)
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0802:生体の構造と機能およびその関連分野
|
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
井上 健 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10613945)
|
研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 腸管蠕動 / 腸管蠕動抑制 / TRPM8 / 温度感受性受容体 / 消化管蠕動 / 機能性消化管障害 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、TRP チャネルを介した消化管蠕動制御のメカニズムを明らかにする。さらに、消化管運動異常と関連の高い機能性消化管障害における TRP チャネルの役割を検討し、その病態を明らかにし、TRP チャネルを標的とした治療の開発に向けた基礎研究を行い、今後の臨床応用へと発展させたい。
|
研究成果の概要 |
温度感受性Transient Receptor Potential(以下TRP)チャネルは、温度のみならず化学的・物理的刺激を感受する受容体として知られているが、消化管粘膜に発現するTRPチャネルについての知見は限られている。私たちは、ラット大腸を用いた腸管蠕動評価モデルにおいて、メントール、低温水を投与することで腸管蠕動が抑制されることを明らかにした。これまでに臨床研究において、メントール、低温水が大腸の蠕動を抑制することを明らかにしてきたが、その結果を証明する結果となった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後はこれらの成果を発展させ、TRPチャネルを介した消化管蠕動制御のメカニズムを明らかにする。さらに、消化管運動異常と関連の高い機能性消化管障害におけるTRPチャネルの役割を検討し、その病態を明らかにし、TRPチャネルを標的とした治療の開発に向けた基礎研究を行い、今後の臨床応用へと発展させたい。
|