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DLL3関連大腸癌における新規創薬開発を目指した基盤構築研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K21291
補助金の研究課題番号 18H06186 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0901:腫瘍学およびその関連分野
研究機関大阪医科大学

研究代表者

濱元 宏喜  大阪医科大学, 医学部, 助教 (60825818)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードDLL3 / 大腸癌 / 免疫染色 / アポトーシス / 内分泌細胞 / NOTCH / Notch
研究開始時の研究の概要

本研究では大腸癌におけるDLL3の機能解析をNotchシグナル及びアポトーシス中心に行い、DLL3が大腸癌における新規治療標的となる可能性について検証し、今後、DLL3を標的とした抗体薬剤複合体 (Rova-T) への検討に発展させる足掛かりとする。 我々は予備実験で、大腸癌においてDLL3の抗アポトーシス効果への関与を示唆する結果を得ており、その結果に基づき、研究を遂行していく。

研究成果の概要

本研究は、DLL3を標的とした大腸癌に対する新規抗がん剤の治療適応の可能性について検討することを目的とし、主に臨床検体を用いた免疫染色による研究と細胞株を用いた研究を施行した。米国の腫瘍に関する遺伝子データベースにおいて、今回、治療のターゲットとなるDLL3遺伝子は腫瘍部で強発現している可能性が示唆されていたが、臨床検体を用いた検討では腫瘍部特異的に強発現する症例は認めなかった。また、細胞株を用いた検討ではDLL3遺伝子がアポトーシスに関与する可能性は示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回、2019年に肺小細胞癌に対する一次治療後の維持療法として DLL3遺伝子を標的とした新規抗腫瘍薬を評価する第3相試験(MERU試験)の結果が公表され、治療群はプラセボ群と比較して生存期間の延長が認められず、臨床試験は中止となった。このことは我々が研究対象としていたDLL3遺伝子を標的とした新規抗腫瘍薬の大腸癌治療への応用に関する研究に影響を及ぼした。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実績報告書

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公開日: 2018-08-27   更新日: 2024-03-26  

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