研究課題/領域番号 |
19K21453
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補助金の研究課題番号 |
18H06372 (2018)
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0908:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 |
研究代表者 |
渡邊 千登世 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (80828484)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 尿失禁ケア / 認知症高齢者 / チーム医療 / QOL / ケアプログラム / 高齢者 / 尿失禁 / 介入プログラム / チーム / 認知症 / チーム変革 |
研究開始時の研究の概要 |
チーム変革型尿失禁高齢者プログラムを基盤に、認知症高齢者への適応を拡大するため、認知症尿失禁高齢者のアセスメントや介護・看護職員が知識・技術の獲得でき、質の高い尿失禁ケアを実践し、継続できる協働的な環境構築を包含した介入プログラムを開発することを目的とする。さらに、プログラム導入による、認知症高齢者の排尿状態や失禁状態、介護・看護職員の失禁ケアに関する困難性や学際的チームアプローチ実践評価からプログラム評価を行う。
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研究成果の概要 |
「チーム変革型認知症尿失禁高齢者ケアプログラム」を導入することによって、認知症高齢者の1日の水分摂取量が整えられ、1日総失禁量および昼間の総失禁量および1回失禁量が有意に低下していた。これによって、認知症高齢者のQOLの向上にも影響を及ぼしたものと考えられる。また、ケアプログラムを導入することによって、ケアを提供する看護職・介護職のチームアプローチの実践の認識に影響を及ぼしていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において「チーム変革型認知症尿失禁高齢者ケアプログラム」を開発し洗練することは、超高齢社会を迎えた本邦において、ますます増加すると考えられる認知症高齢者の尿失禁ケアの質の向上と認知症高齢者の日常生活におけるQOLの向上を目指すことに寄与できると考えられる。
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