研究課題/領域番号 |
19K21477
|
補助金の研究課題番号 |
18H06398 (2018)
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0908:社会医学、看護学およびその関連分野
|
研究機関 | 東京医療保健大学 |
研究代表者 |
増澤 祐子 東京医療保健大学, 看護学部, 助教 (70824712)
|
研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 希望 / 意向 / 診療ガイドライン / 分娩 / 助産ケア / preference / 分娩期ケア / 分娩期 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、分娩期ケアに対する「女性の意向・希望(preference)」を明らかにし、診療ガイドラインの推奨内容との隔たりを探索することを目的とする。母児にとって最良のヘルスケアを提供し、女性の意思決定支援のために、ケア指針となるガイドラインは欠かせない。ガイドラインで示されるアウトカムや、有効と判断する閾値について、医療者が提示する推奨と「女性の意向・希望(preference)」との間の隔たりを探索する。
|
研究成果の概要 |
本研究は,分娩期ケアに対する女性の意向・希望に影響する要因を探索し,分娩期ケアに対する女性の意向・希望を明らかにし,ガイドラインの推奨との隔たりを探索することを目的とした。研究方法は,フォーカスグループインタビュー(12名対象)による質的研究とアンケート調査(167名対象)を実施した。 研究結果から,ガイドラインの推奨には,女性の意向・希望を取り入れることで,より女性に寄り添った情報提供を実施でき,意思決定を支援できるだろうことが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
分娩期のケアにおいて,女性がどのような意向・希望を抱いているのか,また,どのような要因が影響するのかは分かっていない。また、どのように女性がリスクとベネフィットを認識するのかを示した研究はない。分娩期ケアに対する女性の意向・希望に影響する要因を探索し,分娩期ケアに対する女性の意向・希望を明らかにすることで,より質の高い分娩期ケアを提供する医療の実現を目指し,女性の意向に深く寄り添った意思決定を促進することができる。
|