研究課題/領域番号 |
19K21539
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補助金の研究課題番号 |
18H06471 (2018)
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
1001:情報科学、情報工学およびその関連分野
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
江 易翰 (Chiang YiHan) 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 特任助教 (10824196)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | モバイルエッジコンピューティング / オフロード / スケジューリング / コタスク / 混合整数非線形計画 / Mobile Edge Computing / Task Offloading / Delay Sensitivities / Actor-Critic Method / Reinforcement Learning / mobile edge computing / cotask offloading / cotask scheduling / cotask / mixed integer program / task offloading / task scheduling / offloading & scheduling |
研究開始時の研究の概要 |
This research focuses on the problem of cotask-aware offloading and scheduling for MEC systems. Due to the problem intractability, the applicant designs efficient online algorithms, prove the achieved competitiveness, and then evaluate the performance through testbed experiments and simulations.
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研究成果の概要 |
モバイルエッジコンピューティングシステムにおけるコタスク機能は、複数のサブタスクで構成され、すべてのサブタスクの実行が完了し、最終的な結果が返された場合にのみ完了となります。この研究では、平均コタスク完了時間を最小化することを目的とする混合整数非線形計画を作成しました。この問題を解決するために、線形計画の丸め手法に基づいてコタスクをオフロードし、最先のコタスク到着優先の規則に従ってスケジュールを設計しました。この二つのアルゴリズムによって、共同で達成される近似比を求めることができます。設計したアルゴリズムの効果はシミュレーションとテストベッドで検証しました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コタスクの存在は、計算資源を効果的に活用するために、サブタスクのオフロードとスケジューリングの共同設計を必要とします。この研究では、混合整数非線形計画として定式化し、その問題のNP困難も証明しました。そして、設計したコタスクのオフロードとスケジューリングのアルゴリズムに基づいて、到達した近似率はシステムの計算能力と無線遅延によって決まります。テストベッドとシミュレーションの結果は、設計されたアルゴリズムがコタスクをバランスよくオフロードして、ほぼ同じタイミングでスケジュールできるので、ローカル計算とエッジ計算のトレードオフが改善されることを示し、ネットワークの計算資源を効率的に使用できました。
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