研究課題/領域番号 |
19K21793
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
|
研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
佐藤 大輔 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (60544393)
|
研究分担者 |
高木 英樹 筑波大学, 体育系, 教授 (80226753)
大庭 昌昭 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (40303094)
西原 康行 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (50339959)
|
研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 自己身体認知 / 水中環境 / 身体姿勢 / アスリート / 内受容感覚 / トレーニング環境 / 教育支援システム / 感覚 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,水中という特殊な環境で「自分の身体がどのように動いているか」という自己身体認知を高める新たな水泳教育支援システムの開発を目指す. 具体的には,心臓の拍動に応じて映像や水流が呈示できるシステムを作成し,その装置を用いることで,水中環境での自己身体認知が高まるかを調べる.また,この装置を用いて水泳授業を効率化できる可能性を探る.
|
研究成果の概要 |
本研究では、水中環境での自己身体認知を評価した上で、自己身体認知を高める手法とその心理物理学・神経科学的根拠を示すことで、新しい水泳教育支援システムの構築を試みた。本研究における主な結果は、①水中環境における内受容感覚の評価は可能であること、②水中環境においても内受容感覚は変化しないものの、浸水後に内受容感覚が高まる可能性があること、③身体姿勢によって自己身体認知が変化する可能性があることである。 今後、水泳活動に即した姿勢での自己身体認知について検証し、水泳教育支援システムの開発を目指す。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、座位条件では水中環境において内受容感覚が変化しないことが明らかとなった。これは特異的な環境での活動に即した場合にのみ、内受容感覚が変化し、自己身体認知が変化する可能性を示している。つまり、特異的な環境での運動実践においては、その身体姿勢を考慮した自己身体認知を高めることが重要であるといえる。
|