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リソソーム膜のタンパク質、脂質成分の統合的な解析とリソソームの分子基盤の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K22381
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

長谷川 純矢  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助教 (00533788)

研究期間 (年度) 2019-06-28 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
キーワードイノシトールリン脂質 / リソソーム / 質量分析
研究開始時の研究の概要

リソソームはエンドソーム等に取り囲まれた内容物を分解し再利用する重要な細胞内小器官である。リソソームはその機能異常が重篤な疾患に繋がることが知られているものの、リソソーム膜の構成成分についての研究は全く進んでいない。本申請課題では、申請者が保有するリソソームが巨大化し且つ内容物を含まないリソソームを有する細胞株を用いて、純度の高いリソソームを単離し、リソソーム膜のタンパク質及び脂質の網羅的な解析をすることで、リソソーム膜の構成成分を統合的に理解することを目的としている。

研究成果の概要

リソソームはエンドソーム等により取り囲まれた物質が最終的に到達する場所で、加水分解酵素によりタンパク質などの生体高分子が分解される。この重要なオルガネラであるリソソームの膜がどのような因子で構成されているか、現在全く理解されていない。申請者はリソソームを高い純度で精製可能な方法を構築した。この方法で各種リン脂質を測定したところ、興味深いことにこれまでリソソーム膜への局在が知られていない脂質を幾つか見出せた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

リソソームの機能異常は、がんや中枢神経障害を含む様々な疾患の原因となる。リソソームの基盤的研究を推進し、その分子メカニズムを解明することは、上記疾患における創薬ターゲットの創出に貢献でき、各種疾患の予防、診断、治療法に繋がることが強く期待できる。

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 その他

すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [国際共同研究] University of Cambridge(英国)

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [国際共同研究] ケンブリッジ大学(英国)

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [雑誌論文] SH3YL1 cooperates with ESCRT-I in the sorting and degradation of the EGF receptor2019

    • 著者名/発表者名
      Hasegawa Junya、Jebri Imen、Yamamoto Hikaru、Tsujita Kazuya、Tokuda Emi、Shibata Hideki、Maki Masatoshi、Itoh Toshiki
    • 雑誌名

      Journal of Cell Science

      巻: 132 号: 19 ページ: 229179-229179

    • DOI

      10.1242/jcs.229179

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり

URL: 

公開日: 2019-07-04   更新日: 2022-01-27  

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