研究課題/領域番号 |
19K22844
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
徳田 崇 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (50314539)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | IoT / エナジーハーベスティング / 光電力伝送 / CMOS / センサ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、『ボトムアップ型IoT=すべてのモノの情報化』につながる基礎実証を目的とする。そのために代表者がこれまでに実現した、『1mm角でCMOSチップを動作可能な光エナジーハーベスティング技術』をもとに、 ① 超小型光エナジーハーベスティングプラットフォームの実現 ② 非同期パルス動作型超小型IoTノード機能の回路開発 ③ マイクロデバイスパッケージング ④ マイクロIoTノードの機能検証 という4つの新たな研究課題を解決し、それらを集約することにより、超小型軽量で、環境光のエネルギーで半永久的に自律動作可能なIoTマイクロノード技術の実現に取り組む。
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研究成果の概要 |
本提案研究では、CMOS回路による適応的な動作制御と、機能を最小限に絞り込んで消費電力をマッチングさせた情報処理回路を組み合わせることで、『どんなに弱い光でも、超低速ながら必ず動く』マイクロIoTノード技術を実現することを目指した。特に、マイクロデバイス(数mm以下)のサイズで環境光により間欠動作を行うエナジーハーベスティング回路の実現を最重要課題とした。具体的な手法として、従来研究で採用した電源電圧判定回路をベースに、超低消費電力バイアス源の開発と導入、2キャパシタトポロジの独自回路の開発を行った。研究機関内に提案方式の有効性の確認に成功した
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、真のIoT(Internet of Things) = 社会のあらゆるモノを情報化するためのキーテクノロジとして、”ボトムアップ型IoT”のコンセプトを実証することを目的とした。具体的な取り組みとして最も重要な、環境光で動作可能なマイクロデバイスを実現する光エナジーハーベステイングプラットフォームに関する研究を行った。 本研究で実現する技術の将来像として、電源を持たない、”全てのモノ”へのIoT化につながる。
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