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口腔扁平上皮癌におけるmicroRNA-655の腫瘍浸潤能マーカーとしての開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K24061
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0907:口腔科学およびその関連分野
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

原園 陽介  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 助教 (90845364)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードmicroRNA / 口腔がん / EMT
研究開始時の研究の概要

癌の浸潤や転移に関連するEMTに着目して申請者が独自に確立した機能的探索モデル系を用いて、新規EMT抑制性microRNAとしてmiR-655を同定し、miR-655の癌細胞の浸潤能抑制作用や、食道扁平上皮癌検体におけるmiR-655発現と予後の相関を示した。血漿中のmiR-655の測定による診断マーカーとしての臨床応用が食道扁平上皮癌において進められていることから、本研究ではmiR-655の口腔癌への適応を評価する。口腔扁平上皮癌検体や血漿中の遊離miR-655の発現と臨床病理学的因子との相関性を検討することで、その発現変化の意義を解明し、浸潤能診断マーカーとしての臨床応用を目標とする。

研究成果の概要

申請者が以前に上皮-間葉転換(EMT)のマーカーとして確立したmicroRNA-655の血清中の測定による、口腔扁平上皮癌の臨床応用への適応を目的とした。申請者はこれまでに膵臓がんを中心とした細胞株を用いてmiR-655の効果を検証してきたため、これを口腔がん細胞株に導入しEMT抑制能を評価したが、立案した仮説を裏付ける結果は見い出せなかった。東京医科歯科大学疾患バイオリソースセンターで保有する、臨床情報を伴った口腔扁平上皮癌患者の血清におけるmicroRNA-655の発現を測定したが、臨床項目との有意差を見出すことはできなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

膵臓がん細胞株や食道扁平上皮癌においてEMTマーカーとして立証されたmicorRNA-655は、口腔扁平上皮癌細胞株や口腔源平上皮癌においては、EMTマーカーとしての適応や予後との相関はみられなかった。

報告書

(6件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-09-03   更新日: 2025-01-30  

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