研究課題/領域番号 |
19K24151
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0907:口腔科学およびその関連分野
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
千堂 良造 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 助教 (30852107)
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研究期間 (年度) |
2019-08-30 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 三叉神経節 / 感覚モダリティ / 3次元分布 / ソマトトピー / 組織透明化 / ラット / 細胞体 / 分布 / 異所性疼痛 / 痛覚過敏 / 透明化 / 関連痛 / 三次元 |
研究開始時の研究の概要 |
原因部位と異なる場所が痛いと感じる「異所性疼痛・痛覚過敏」のメカニズムとして三叉神経節での神経細胞の相互作用が着目されているが、その基盤となるラット三叉神経節の構造(神経細胞体分布)、特に痛みに関連した分布は不明である。 異所性疼痛に関連した、離れた部位の痛覚を担う神経細胞体同士が近接すると予想されることから、本研究ではラット三叉神経節におけるの痛みを中心とした感覚毎の三次元的分布様式の提供を目指す。
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研究成果の概要 |
異所性疼痛に関連した、離れた部位の痛覚を担う神経細胞体同士が近接すると予想されることから、本研究ではラット三叉神経節における感覚モダリティの三次元的分布様式の提供を目指す。研究方法として、これまで申請者らが確立した組織透明化技術、逆行性トレーサー、免疫組織化学染色を組み合わせた手法を応用して研究を行なった。本研究によって、ラット三叉神経節の相互作用に関する基礎研究を行うのに必要な形態学的基盤を把握することができた。今後の展開としては、異所性疼痛メカニズムの空間的側面からの解明、延いては末梢神経に対する神経障害性疼痛の新たな治療法への応用が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
得られた結果より、今後の臨床研究やトランスレーショナルな研究への発展が期待される。展開としては、異所性疼痛メカニズムの空間的側面からの解明、延いては末梢神経に対する神経障害性疼痛の新たな治療法への応用が期待される。
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