研究課題/領域番号 |
19K24195
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0908:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
田村 晴香 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (90849944)
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研究期間 (年度) |
2019-08-30 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 産後うつ / インターネット / 母親 / EPDS / 不眠症 / スマートフォン / 乳児 / 生活習慣 / インターネット利用 / メンタルヘルス / タブレット / 抑うつ / 不眠 / Screen time / Overuse / SNS / Internet Search / 精神的健康状態 |
研究開始時の研究の概要 |
スマートフォンの利用が乳児を育児中の母親の生活習慣および精神的健康状態に与える影響について実態調査を実施し、生活習慣や精神的健康状態との関連を明らかにしたい。産後および育児中の母親にとっての精神的な健康の維持や育児不安の解消など、子育て世代に必要な支援の検討に役立てたいと考える。
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研究成果の概要 |
産後の母親を対象としたインターネット利用を含む生活習慣と精神的健康状態との関連を明らかにするために横断調査を実施した。その結果、乳児を育児中の母親771名より回答が得られ、インターネット利用の具体的な内容や生活習慣とエジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)およびアテネ不眠尺度(AIS-J)との関連が明らかになった。例えば、使用するモバイルデバイス別の利用時間とEPDSとの関連や育児アプリの利用有無とEPDS得点との関連などが分かり、母親のメンタルヘルスケアに有効なインターネット利用方法を検討するための示唆が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
産後の母親のインターネット利用や生活時間の変化がメンタルヘルスに影響する可能性が考えられるが、近年の通信機器の普及をとらえた調査・研究は十分とは言えない。本研究では、乳児を育児中の母親を対象とした横断調査より、インターネット利用や生活時間の実態を示し、メンタルヘルスとインターネット利用との関連を明らかにすることができた。これらの関連はメリットとデメリットの両方を示していた。本研究結果により得られた知見を活かしたインターネット活用方法を検討していくことで、産後の母親のメンタルヘルスをより良い方向へ促進し得ると考えられる。
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