研究課題/領域番号 |
19K24368
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
1002:人間情報学、応用情報学およびその関連分野
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
前田 慶博 東京理科大学, 工学部電気工学科, 助教 (80843375)
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研究期間 (年度) |
2019-08-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 画像処理 / 行列演算機構 / GPU / FIRフィルタリング / 計算機アーキテクチャ / 高能率計算 / ハードウェアアクセラレーション / 行列演算 / 高速化 |
研究開始時の研究の概要 |
画像処理分野は,撮像素子の微細化やスマートフォンの普及に伴い,今まで以上に高速化が求められている.また,新たな計算機アーキテクチャのパラダイムとして,行列演算機構が登場している.そして,現在のポストムーア時代においては,行列演算機構を有効的に利用することが求められている.本研究は,画像処理における行列演算機構の有効な活用方法を,画像処理アルゴリズムと計算機アーキテクチャの双方の観点より明らかにするものである.そして,その成果の総括としてフレームワークを構築し,体系化を行う.
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研究成果の概要 |
本研究では,行列の積和演算を高速に実現可能な行列演算機構を,画像処理アルゴリズムにおいて有効に活用する方法について検討を行った.具体的には,画像処理における基本的な処理であるフィルタリングを対象に,行列演算機構に適した画像処理アルゴリズムの検討を行った.検討の結果,行列演算機構を用いることで,画像処理アルゴリズムの高速化を実現できることを示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,行列の積和演算を高速に計算可能な行列演算機構を画像処理にも応用する方法を明らかにするものである.行列演算機構は,深層学習に特化した専用演算器であったが,本研究により,様々な処理においても行列演算機構が有効に活用できることを示した.これにより,行列演算機構の多種多様な用途での活用が期待される.
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