研究課題/領域番号 |
19KK0057
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
飯本 武志 東京大学, 環境安全本部, 教授 (80302678)
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研究分担者 |
中山 穣 横浜国立大学, 先端科学高等研究院, 特任教員(助教) (10804932)
主原 愛 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 助教 (10825665)
森本 彩子 東京大学, ライフサイエンス研究倫理支援室, 特任助教 (10851454)
林 瑠美子 名古屋大学, 環境安全衛生推進本部, 准教授 (50508421)
高嶋 隆太 東京理科大学, 理工学部経営工学科, 教授 (50401138)
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研究期間 (年度) |
2019-10-07 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2021年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2020年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2019年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | リスク認知 / 意思決定 / 教育モジュール / アジア太平洋地域 / 放射線 / 原子力科学技術 / リスクマネジメント / 放射線教育 / 原子力科学技術教育 |
研究開始時の研究の概要 |
4テーマに分割して本研究を遂行する。別に開発したリスクリテラシー醸成モジュールを米豪の独創的なモジュールと組み合わせて、挑戦的かつ魅力的な国際モジュールに進化させる(研究テーマ1)。アジア太平洋地域各国の国民性や文化、リスク認知、信頼・期待等に関する世論傾向を分析し、新モジュールの中等教育世代への実効性について効果測定をする(研究テーマ2)。国際共同モジュールや特別な配慮を要するモジュール等の特徴を整理し、対象各国事情に基づく独自モジュールを開発する(研究テーマ3)。化学物質、生物バイオ等にも展開するためのプロセスを検討する(研究テーマ4)。
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研究成果の概要 |
放射線を対象とした「リスクリテラシー醸成モジュール」を国内外モジュールと組み合わせて、魅力的な新しい国際モジュールとして完成させた。このモジュールを中等学校で適用することを想定し、アジア太平洋地域の7カ国にてその実効性に関するアンケート調査をした。化学物質や生物バイオ等のリスクソースにも視野を広げ、リスクマネジメントのプロセスも考慮して、中等学校レベルの教育資料を整備した。成果の水平展開と総括を目的とした国際及び国内ワークショップを開催した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
急速に発展する諸国の生活や取り巻く環境の質が上がる一方で、複雑なリスク社会への対応は、国際的な視点で大きな課題になっている。我が国においても、たとえば原子力災害後の環境や感染症対策に代表される高度な判断を要するリスクマネジメントに関して、リテラシーが十分であるとは言えない背景で本国際共同研究が計画された。放射線リスクへの対応プロセスを例題として扱い、それを進化させ、その他のリスクソース(化学物質、生物バイオ等)にも展開して一般化することに挑戦したことに、本研究の大きな意義が見いだせる。
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