研究課題/領域番号 |
19KK0144
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分36:無機材料化学、エネルギー関連化学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022-2023) 大阪市立大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
天尾 豊 大阪公立大学, 人工光合成研究センター, 教授 (80300961)
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研究分担者 |
山田 裕介 大阪公立大学, 大学院工学研究科, 教授 (30358270)
田部 博康 京都大学, 高等研究院, 特定講師 (50803764)
池山 秀作 大阪公立大学, 複合先端研究機構, 特任助教 (10803398)
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研究期間 (年度) |
2019-10-07 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2023年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2022年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 二酸化炭素還元 / 生体触媒 / 人工補酵素 / 半導体光触媒 / 多孔質材料 |
研究開始時の研究の概要 |
本堤案は,二酸化炭素還元触媒活性を持つ機能性多孔質材料で安定化したギ酸脱水素酵素と光触媒材料とを複合化した「光触媒-生体触媒複合系」へ展開し可視光駆動型二酸化炭素-ギ酸変換系創製を目指す.本提案でキーマテリアルとなる機能性多孔質材料を設計・創製という重要な役割を国際共同研究者Kevin C-W. Wu 教授と研究分担者(若手研究者)が中心となって担い,国際共同研究者と共に斬新な二酸化炭素の光還元系創製を目指す.
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研究実績の概要 |
本堤案は、二酸化炭素還元触媒活性を持つ機能性多孔質材料で安定化したギ酸脱水素酵素と光触媒材料とを複合化した「光触媒-生体触媒複合系」へ展開し可視光駆動型二酸化炭素-ギ酸変換系創製を目標とした。本提案でキーマテリアルとなる機能性多孔質材料を設計・創製という重要な役割を国際共同研究者Kevin C-W. Wu教授と研究分担者(若手研究者)が中心となって担い、国際共同研究者と共に斬新な二酸化炭素の光還元系創製を目指す。最終年度となる2023年度は、国際共同研究者Kevin C-W. Wu 教授との共同研究実施の打ち合わせを目的とした研究セミナーでの研究計画に基づき、研究代表者・研究分担者及び若手研究者が国立台湾大学に一定期間滞在し金属錯体色素や半導体光触媒,電子メディエータ及びギ酸脱水素酵素とを機能性多孔質材料を介してハイブリッド化し,新たな二酸化炭素の光還元系構築に関する実験・研究を進める計画とした。研究期間内はCOVID-19の感染拡大の影響を大きく受け,台湾への渡航許可が下りない時期が続いたが,国際共同研究者Kevin C-W. Wu 教授の来日及び研究代表者が現地へ訪問し、対面での共同研究実施の打ち合わせを実施した。研究打ち合わせに基づき、国内にてハイブリッド型二酸化炭素の光還元系の構築に着手し、新たな電子メディエータやコロイド状微粒子触媒の創製を達成できた。加えて、研究分担者(若手研究者)が共同研究の一環として国立台湾大学で開催されたMOF/COF-Taiwan 2023で招待講演し、研究成果を公表するに至った。最後に本国際共同研究の成果として、国立台湾大学内に「Bule Energy Laboratory」を共同で設置するに至った。
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