研究課題
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
本研究では、筋衛星細胞と運動神経細胞・神経筋接合部のニッチに着目して、運動神経細胞を介した収縮情報のネットワークを中心とした骨格筋の可塑性発現機構を明らかにし、サルコペニア克服策確立のための知的基盤を形成することを目的とする。本研究の目的達成には、共焦点顕微鏡と画像解析ソフトウエアを用いた筋衛星細胞と運動神経細胞・神経筋接合部の空間的位配置の3次元(3D)解析と3D定量化技術が重要な位置を占める。そこで、骨格筋組織の透明化技術、共焦点顕微鏡・画像解析ソフトウエアを用いた卓越した解析技術を確立したミネソタ大学のAsakura博士との国際共同研究として実施する。
運動神経と筋細胞の接合部(情報伝達部)の構造(形態)ならびに毛細血管を誘導する血管内皮増殖因子(VEGF)に着目して、米国ミネソタ大学との国際共同研究として実施した。コロナ禍の影響もあり、研究期間を当初の計画より1年間延長した。本研究により、運動刺激受容機構として神経筋接合部の構造は重要な役割を担っていることが示された。また、VEGFは骨格筋細胞にも発現し、骨格筋細胞の成長を刺激することが確認された。
健康長寿を目指して運動が推奨されている。しかし、運動刺激が骨格筋に受容される仕組みは不明である。本研究の結果から、運動刺激は直接的に骨格筋細胞を刺激するだけでなく、神経を介して骨格筋細胞に伝達されることが示唆された。このことは、随意的な筋活動はもちろん、他動的な筋活動や骨格筋への刺激が運動効果をもたらすことを示すものであり、運動効果を増強しサルコペニア克服策確立のための知的基盤が形成できたと考えている。
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すべて 国際共同研究 (7件) 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 1件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (17件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件) 備考 (1件)
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https://sozo-ac.com/professor/goto_katsumasa/index.html