研究課題/領域番号 |
19KT0036
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
次世代の農資源利用
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研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
伊藤 一志 秋田県立大学, システム科学技術学部, 准教授 (30507116)
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研究分担者 |
常盤野 哲生 秋田県立大学, 生物資源科学部, 准教授 (50312343)
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研究期間 (年度) |
2019-07-17 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | グリーンコンポジット / マイクロプラスチック / 紫外線 / 劣化試験 / ポリ乳酸 / 機械的特性 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、グリーンコンポジットのマイクロプラスチック化における充填材の外部刺激伝播の影響を明らかにすることを目的として、主に次の項目を実施する。・セルロースおよびシリカ等を充填したグリーンコンポジットを作製するとともに、それらを微細繊維化する装置を構築する。・物理的力および紫外光等を負荷した微細繊維のモルフォロジーおよび機械的特性を評価するとともに高分子母材における分子レベルの分析を試みる。
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研究成果の概要 |
本研究では,表面加工装置を構築した後,ポリ乳酸ならびにポリブチレンサクシネート,セルロース系グリーンコンポジットのマイクロプラスチック(MP)モデルを作製した。さらに,作製したMPモデルを用いた評価法により紫外線を照射したMP表面の形状および分子レベルの変化を合わせて検討できることが分かった。また,本研究において対象とした充填材はグリーンコンポジットおよび高分子複合材料の微細化を促すことが分かった。さらに,それらの微細化の過程は充填材毎に異なることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における成果はマイクロプラスチックの発生リスクを考慮したグリーンコンポジットの開発に繋がると考えられる。さらにグリーンコンポジットの開発および普及は農業廃棄物および林業廃棄物を資源化するため,一次産業の活性化および多様化に寄与することが期待される。
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