研究課題/領域番号 |
20014015
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
田原 栄俊 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (00271065)
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連携研究者 |
阿武 久美子 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (30452585)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
16,000千円 (直接経費: 16,000千円)
2009年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
2008年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
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キーワード | Gテール / テロメア / がん / リスク診断 / 診断 |
研究概要 |
我々が開発したG-tail telomere HPA法を臨床検体に適応できるように改良した方法の検討を行い、多量検体を用いた場合のアッセイ間の補正方法を確立し、胃がん、大腸がん、リンパ腫の患者の末梢血を採取しDNAを精製し96ウエルプレート用いて検討を行った。胃がん、大腸がん、リンパ腫などのがん患者においては、年齢を考慮に入れたどう年齢層で比較した場合、全テロメア長の短縮がみられ、さらに顕著にテロメアG-tailの短縮がみられた。以上の結果から、がん患者の末梢血を用いたテロメアG-tail長の測定方法及び評価方法の確立に成功し、実際に胃がん、大腸がんなどの消化器がんの患者においてテロメアG-tailが顕著に短縮し、テロメアG-tail長を指標としてがんのリスク診断を行える可能性が考えられた。
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