研究課題
基盤研究(A)
ヒト人工染色体(HAC)上に組込んだDNA配列に各種融合タンパク質を結合させ、人為的にクロマチン集合バランスを変換可能な次世代人工染色体の開発に成功した。この人工染色体に、転写抑制因子(tTS)やヒストンメチル化酵素Suv39を結合させヘテロクロマチンを過剰にするとセントロメア/キネトコア機能が破壊され、細胞から脱落することを証明した。一方、ヒストンアセチル化酵素HAT の結合は、セントロメア構成因子の集合を促進することを発見し、セントロメアにおけるクロマチン集合バランスの重要性を明らかにした。
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