研究課題/領域番号 |
20300297
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
中谷 友樹 立命館大学, 文学部, 准教授 (20298722)
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研究分担者 |
松田 亮三 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (20260812)
藤澤 由和 静岡県立大学, 経営情報学部, 准教授 (70387330)
濱野 強 島根大学, プロジェクト研究推進機構, 講師 (80410257)
高尾 総司 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 講師 (50335626)
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研究協力者 |
埴淵 知哉 立命館大学, 文学研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2009年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2008年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 健康地理学 / 社会疫学 / 地理情報 / 地理的格差 / 社会格差 / ソーシャルキャピタル |
研究概要 |
本研究は、地理情報システムや空間統計学的解析、マルチレベル分析、ジオデモグラフィクスなどの地理的分析方法論を、個人を単位としたミクロデータ資料に適用し、日本の大都市圏に存在する近隣地区(町丁字)レベルの健康の地理的格差の実態把握とこれを既定する要因の解明を目的とした。その結果、所得水準などの社会経済的水準の居住者構成のみならず、ソーシャル・キャピタルや安全性、歩きやすさなど居住地域の社会・建造環境も健康の地理的格差の形成に寄与しており、健康水準は大都市圏の微細な居住地帯(社会地区)分化と関連して構造化されていることが明らかとなった。所得水準などで把握される貧困・剥奪の集中を減じる対応とともに、健康に寄与する環境づくりの重要性が示唆された。
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