研究課題/領域番号 |
20320032
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
水野 信男 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 名誉教授 (50032511)
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研究分担者 |
堀内 正樹 成蹊大学, 文学部, 教授 (10209281)
小田 淳一 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (10177230)
西尾 哲夫 人間文化研究機構国立民族学博物館, 教授 (90221473)
斎藤 完 山口大学, 教育学部, 准教授 (10403635)
青柳 孝洋 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (10377690)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2010年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2009年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2008年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | イスラム / アラブ音楽 / 音文化 / 表演文化 / 西アジア / 中東 / エジプト / アラベスク / グローバル・コミュニケーション / 民族音楽学 / 民俗学 |
研究概要 |
イスラム世界の形成過程で、アラブの音文化、なかでもアラブ音楽が、いかに創出され、展開したかについて、その内面的・外面的メカニズムを中心に探究した。 本研究では、現存する史料・資料・写本を読み解き、同時に現代の状況を、実地に調査・採録・分析する、という二重の手法をとった。 その結果、アラブ音楽が、周辺地域の諸民族の文化・民俗・社会との、多彩で密接な交流を経て変容し、さらには深化し、やがて現在のかたちにいたった道程を実証できた。具体的には、(1)古典アラブ音楽の仕組みのあとづけ、(2)アンダルシア音楽の構成の解明、(3)アラブ現代音楽の現状調査、(4)イスラムの音文化(コーラン朗唱やスーフィー(神秘派)のダンス)の音楽学的分析などをおこなった。 本研究で得られた研究成果は、今後、ひろくイスラム世界の音文化を鳥瞰する際に、有益な示唆をあたえることになろう。
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