研究課題/領域番号 |
20330075
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 流通科学大学 |
研究代表者 |
加藤 慶一郎 流通科学大学, 商学部, 教授 (60267862)
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研究分担者 |
岩橋 勝 松山大学, 経済学部, 教授 (20069321)
名城 邦夫 名古屋学院大学, 経済学部, 教授 (90097684)
城山 智子 一橋大学, 経済学研究科, 教授 (60281763)
西村 雄志 関西大学, 経済学部, 准教授 (10412420)
浦長瀬 隆 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (80176742)
寺地 孝之 関西学院大学, 商学部, 教授 (40207486)
鎮目 雅人 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (80432558)
靄見 誠良 法政大学, 経済学部, 教授 (10061227)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2011年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2010年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2009年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 経済史 / 金融論 / 決済 / 通貨 / 比較史 / 貨幣 / 重層性 / 多様性 / 通貨構造 / 商品流通 / 近代移行期 / 支払手段 / 手形 / 信用制度 / 貨弊 / 日本史 / 西洋史 / 東洋史 / 多国籍 / 国際情報交換 / 関係史 |
研究概要 |
方法論については、類似点に注目する比較史の方向性を見出すにいたった。これはより柔軟な時代・空間認識をもって、類似点に注目して様々な事例を選択し、比較するものである。本研究でも「貨幣の重層性」、「貨幣の多様性」、「支払手段と価値尺度の分離」といった視点から、さまざまな時代・地域の事例を検討できた。実証研究については、近世近代移行期の日本社会においては、通貨不足により重層性・多様性が増す中で建値通貨と決済通貨の分離が進行したこととが分かった。さらにこうした現象が、西アジア、西ヨーロッパ、中国においても生じていたことを確認した。
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