研究課題/領域番号 |
20340153
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
真下 茂 熊本大学, 衝撃・極限環境研究センター, 教授 (90128314)
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連携研究者 |
吉朝 朗 熊本大学, 理学部, 教授 (00191536)
松山 賢一 熊本大学, 衝撃・極限環境研究センター, 助教 (60555770)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2010年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2008年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | 超高圧 / 衝撃圧縮 / 圧力スケール / 地球内部 / 金 / ユゴニオ / 高温 / 酸化マグネシウム |
研究概要 |
地球内部構造の研究では、上部、下部マントルの境界付近と下部マントル底部の不連続性の問題が最重点課題として残っている。この研究が進まないのは高温高圧下の圧力スケールの基準となる衝撃圧縮データの精度が不十分であることと、高温の状態方程式に問題があるからである。本研究では、この問題を根本的に解決するために、常温出発のユゴニオの精密な測定、さらに、高温出発のユゴニオを計測することを目的とする。本研究では主要な圧力校正物質である金(Au)、酸化マグネシウム(MgO)を中心に、圧力校正物質でもあり、衝突板や駆動板に用いる銅(Cu)やタンタル(Ta)、タングステン(W)の常温のユゴニオを最高200GPa以上まで計測した。本研究では単結晶や高純度鍛造品などの良質の試料を用いた。Au,Wではロスアモスデータに比べて衝撃波速度が少し大きな結果を得た。MgO では異方的な弾性限界と塑性域のユゴニオは結晶方向で差がみられるが、圧力が高くなるとその差は小さくなっていく結果が得られた。また、高周波加熱装置を衝撃銃に組み合わせ、セラミックス製の試料マウントを用いて、タングステン、金で、高温出発のユゴニオ計測実験を行った。
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