研究課題/領域番号 |
20350026
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大場 正昭 九州大学, 大学院・理学研究院, 教授 (00284480)
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研究分担者 |
志賀 拓也 筑波大学, 数理物質科学研究科, 助教 (00375411)
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連携研究者 |
美藤 正樹 九州工業大学, 工学研究科, 准教授 (60315108)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2010年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2008年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
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キーワード | キラリティ / フェリ磁性 / 強磁性 / 誘電性 / スピン転移 / 非線形磁化率 |
研究概要 |
光学活性なジアミン分子(L)を補助配位子として骨格構造に導入して、一次元極性強磁性体 PPh_4[Ni(L)_2][Fe(CN)_6](空間群P1)を得た。非線形磁気応答およびμSRの測定から、この化合物の磁気構造が、3.0Kにおける2次元イジング型から、2.5K以下ではキラル磁気構造を含む3次元磁気秩序型に変化することが示された。キラル補助配位子により極性構造を合理的に誘導することで、キラル磁気構造の構築に成功した。
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