配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2009年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2008年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
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研究概要 |
本研究では, 強磁性形状記憶合金あるいは高温形状記憶合金として期待されるNi-Fe-Ga合金およびNi-Fe-Ga-Co合金に注目し, マイクロ引下げ法を用いて, デバイス形状であるワイヤー状の単結晶を作製するための最適条件の探索および, その凝固特性や基礎物性を調査した.その結果, 引下げ速度10mm/minで, 直径1mmから3mm程度, 長さ200mm程度のワイヤー状の単結晶を作製することに成功した.また, それらの結晶の有効分配係数は, ほぼ1であり, マクロ的偏析が非常に小さいことが明らかとなった.また, 応力-温度状態図を作製した結果, その変態挙動はクラジウス. クラペイロンの法則に従うことが明らかとなった.
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