研究課題/領域番号 |
20360367
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
引地 史郎 神奈川大学, 工学部, 教授 (10282857)
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連携研究者 |
中澤 順 神奈川大学, 工学部, 特別助手 (70550888)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2008年度: 14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円)
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キーワード | 酸化反応 / 錯体触媒 / 固定化錯体触媒 / 酸素活性化 / 過酸化物 / ニッケル / 鉄 / 炭化水素 / 酸素 / コバルト / Bio-inspired触媒 |
研究概要 |
酵素反応と同様な、温和な条件下での炭化水素類の選択酸化反応の実現を目指し、液相均一系で機能する錯体触媒および液固不均一系で機能する固定化錯体触媒を開発した。金属支持配位子の電子的特性を制御したニッケル錯体が、過酸化物を酸化剤としたアルカンの選択的水酸化に対し触媒活性を示すことを明らかにし、その反応中間体の構造及び反応特性を明らかにした。またニッケル錯体触媒に硫黄ドナー配位子を導入することで、分子内電子移動反応を引き金とする酸素分子活性化が進行することを見出した。さらに酵素の触媒活性点に類似した環境を有する固定化錯体触媒を開発し、過酸化水素を酸化剤とする炭化水素への酸素添加反応に適用可能であることを見出した。
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