研究課題/領域番号 |
20360420
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
渡辺 英雄 九州大学, 応用力学研究所, 准教授 (90212323)
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研究分担者 |
鎌田 康寛 岩手大学, 工学部, 准教授 (00294025)
吉田 直亮 九州大学, 応用力学研究所, 特任教授 (00127317)
酢屋 徳啓 放射線総合医学研究所, 主任技師 (70606988)
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連携研究者 |
吉田 直亮 九州大学, 応用力学研究所, 特任教授 (00127317)
酢屋 徳啓 放射線総合医学研究所, 主任技師 (70606988)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2008年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
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キーワード | 圧力容器 / 高経年化 / マトリクス欠陥 / 照射脆化 / イオン照射 / 内部組織 / 原子炉圧力容器 / 中性子照射 / 軽水炉 / 電子顕微鏡 / 転位ループ |
研究概要 |
本研究では原子炉実機により近い動的照射環境(負荷応力・照射強度が変化)でのマトリクス欠陥(格子間原子及び空孔型転位ループ)形成過程に注目して、鉄イオン照射中の内部組織及び磁気(電気)的特性評価を実施することにより、本材料の脆化メカニズムを明らかにする目的で平成20年度から4年計画でスタートした.圧力容器鋼(A533B鋼)及びそのモデル合金としてFe-1. 4Mnを用いて研究を実施し、室温での照射では、弾性領域内での負荷応力においても硬さが無負荷に比べ10-20%程度上昇し、これは応力により導入された転位密度とサイズの上昇に密接に関連することが明らかになった。また、モデル合金の詳細な検討を実施すると同時に、実用鋼における脆化機構についてモデル合金と比較を行った。また、既存のHVEMホルダーを用いて電子線のその場観実と結果の応力下での組織変化に関する理論的考察を行い、研究成果の一部を照射効果に関する国際会議にて数件の口頭発表を行った。
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