研究課題
基盤研究(B)
本研究では、黒毛和牛において初期成長期の異なる栄養処理による体質制御効果について、分子生物学的、形態学的および生理学的に時系列的な変化を解析した。黒毛和牛の哺乳期および育成期に高栄養処理をすることで、その後20ヵ月間粗飼料(国内草資源)のみで肥育した。黒毛和牛において、初期成長期の高栄養処理による代謝インプリンティングが、粗飼料のみで肥育した場合に、その産肉量と肉質に著しい影響を及ぼすこと、およびその骨格筋における分子生物学的、形態学的および生理学的な時系列変化を明らかとした。
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