研究課題/領域番号 |
20390138
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
森 康子 神戸大学, 大学院・医学研究科, 教授 (50343257)
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研究分担者 |
岡本 成史 医薬基盤研究所, 創薬基盤研究部, プロジェクトリーダー (50311759)
武本 眞清 医薬基盤研究所, 基盤研究部, 研究員 (60379237)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
20,020千円 (直接経費: 15,400千円、間接経費: 4,620千円)
2010年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2009年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2008年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
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キーワード | 遺伝子発現 / 細胞向性 / ウイルス感染 / 病原性 |
研究概要 |
HHV-6は、Tリンパ向性のウイルスであり、再活性化により様々な病気を引き起こすがその病原性発現機構は明らかにされていない。特に免疫抑制状態におけるHHV-6の再活性化は、患者に後遺症を残す脳炎を引き起こす。また、最近、薬剤過敏症候群との関連性も示唆されており、その病態の解明は必須である。そこで、本研究ではウイルス特異的な遺伝子の解析に焦点を当て、その病態解明を試みた。本研究では未だ確立されていなかったHHV-6の組換えウイルスの作製系の確立に成功した。本法によって未だ解明されていなかったウイルス特異的な遺伝子の機能解析が飛躍的に進歩すると考えられる。さらに本系を用いた解析によってHHV-6特異的エンベロープ糖タンパク質gQ1は、ウイルス増殖に必須な遺伝子であることが明らかとなった。また、HHV-6の感染機構としてHHV-6はまずDCに捕獲され感染し、T細胞に伝播され、そしてそこで爆発的に増殖することを明らかにした。
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