研究課題/領域番号 |
20390197
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
松本 欣三 富山大学, 和漢医薬学総合研究所, 教授 (10114654)
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研究分担者 |
常山 幸一 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 准教授 (10293341)
田中 謙 富山大学, 和漢医薬学総合研究所, 准教授 (60418689)
村上 幸寿 (村上 孝寿) 富山大学, 和漢医薬学総合研究所, 助教 (00377269)
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連携研究者 |
柴原 直利 富山大学, 和漢医薬学総合研究所, 教授 (10272907)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2010年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2009年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2008年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
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キーワード | 認知症モデル / 漢方薬 / メディエータ / 脳虚血 / 加齢 / dementia model / Kampo medicine / vascular endothelial growth factor / neuroplasticity / aging / platelet derived growth factor / ischemia / mediator(s) / anti-dementia drug / emotional disoders / Senescence-accelerated mouse |
研究概要 |
本研究は,認知症モデル動物を用い,釣藤散,抑肝散および冠元顆粒の抗認知症効果を明らかにした。さらにこれらの薬物の効果には学習記憶に重要なコリン神経系や神経可塑性シグナリング系の亢進に加え,血管内皮細胞成長因子VEGFや血小板由来栄養因子PDGF系が関与することが示唆された。VEGF/PDGFとそれらの受容体は,大脳皮質神経細胞中ではNMDA受容体と共発現していることも明らかになり,これらの因子が上記漢方薬の薬効メディエータとして働く可能性が推測された。
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