研究課題/領域番号 |
20390392
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 (2010-2011) 久留米大学 (2008-2009) |
研究代表者 |
山中 龍也 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (20323991)
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研究分担者 |
西尾 和人 近畿大学, 医学部, 教授 (10208134)
池中 一裕 自然科学研究機構, 生理学研究所, 教授 (00144527)
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連携研究者 |
川口 淳 久留米大学, バイオ統計センター, 講師 (60389319)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2009年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2008年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 脳腫瘍 / 中枢神経原発悪性リンパ腫 / 遺伝子発現プロファイル / マイクロアレイ / 分子標的療法 / ゲノム創薬 / 中枢神経系原発悪性リンパ腫 / 遺伝子発現情報 / 予後 / 脳リンパ腫 / 脳神経疾患 / 遺伝子発現解析 / マイクロRNA / SNP解析 / バイオマーカー / 化学療法 / 癌 / 糖鎖 / 臨床 |
研究概要 |
中枢神経悪性リンパ腫(PCNSL) 腫瘍組織から RNA/DNA を抽出し、 GeneChip, SNP アレイ、 miRNA解析を行った。特に PCNSL34症例の GeneChip 解析(遺伝子発現解析)から患者の予後と相関する遺伝子21種類を統計学的方法を用いて選択し、それらの遺伝子の発現レベルから患者の予後予測式を考案した。さらに、これらの中から3種類の遺伝子産物に対する抗体を用いた免疫組織学的解析と年齢、 KPS を用いた簡便法で予後が良く予測できることが判明した。 SNP アレイ、 miRNA 解析については各 29 例、 30 例の解析が終了し、統計解析中である。今後、 mRNA,SNPアレイ,miRNA 解析から統合的に遺伝子解析を進め、腫瘍の生物学的な特徴をパスウエイ解析を含めて検討の上、標的分子を絞り込み、創薬に向けた研究を進める予定である。この方法の開発により、予後不良症例群を選択して、より積極的な治療を行うことが可能となり、PCNSL 患者の予後の改善が期待できると考えられる。
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