研究課題/領域番号 |
20390528
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
天野 敦雄 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (50193024)
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研究分担者 |
河合 伸治 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (40362678)
加藤 隆大 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (20423139)
古田 信道 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (50452446)
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連携研究者 |
吉森 保 大阪大学, 大学院・医学研究科, 教授 (60191649)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2010年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2009年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
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キーワード | 歯学 / 歯周病菌 / 歯周病 / 感染症 / シグナル伝達 / 細菌・組織 / 動脈硬化 / 細胞・組織 / 細菌 |
研究概要 |
歯周病菌Porphyromonas gingivalisが有する顕著な宿主細胞侵入性は、歯周病の進行と慢性化に大いに貢献していると考えられている。本研究ではP.gingivalisが宿主細胞のエンドサイトーシス経路を介して歯肉上皮細胞に侵入し細胞障害を引き起こした後、さらに細胞外へ脱出し他の細胞に再侵入し、歯周感染の拡大を果たしていることを示した。また、本菌の細胞外脱出に、GTPaseであるRab11とRalA、およびExocyst complexの関与が示された。このことより、P.ginigvlaisが宿主細胞のリサイクリング経路を利用し、細胞外へ脱出し更に別細胞へ再感染することで歯周病が進行しているという、新規の歯周病態が示された。
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